水槽で、森の斜面ようなレイアウトを作りたて始めました。
本記事で分かること
- 使用素材・水草
- レイアウト
今回のレイアウトのポイントは、中央の流木が折れ倒れてきている所です。下草(前景草)はニューラージパールグラスを全体に使っています。
素材・主要水草
まっすぐな流木 長さ1m、太さ3㎝程度の物を3つに切って使用します。
流木の木肌がいびつな物は、『アジ』になるのでそのまま使用します。
ニューラージパールグラス
ハイグロフィラ ピンナティフィダUK
*その他、数種類の水草もポイントで使用しています。
レイアウト
仮レイアウト
どこに、どの太さの流木を配置するか考えます。
遠近感を出すために、『太くてしっかりした流木は前の方へ』、『細い流木は後ろに配置します。 』
素材配置
水槽サイズ 60×30×36㎝
あらかじめ水槽の上枠に養生テープで印をしておき流木を配置してみます。
いつも見る場所から全ての流木が見えるか見栄えを調節していきます。
大きめな石はソイルの流出を防ぐ為に置いています。
水草に応じてソイル流出防止の石を変えます。
硬度が必要な水草を植える場合は竜王石など。
硬度が必要でなければ、黄虎石など。
使用ソイルは、『JUN プラチナソイルのパウダー』と『スーパーパウダー』を使用しました。
使用理由は、低栄養ソイルで換水の頻度を軽減したかったからです。
プラチナソイルのパウダーは、他のメーカーだとノーマルぐらいな粒の大きさです。
スーパーパウダーで他のメーカーのパウダーぐらいの大きさに感じます。
JUN プラチナソイル パウダー8ℓ
JUN プラチナソイル スーパーパウダー8ℓ
流木の配置は完了したので、これからソイルのかさ増しと、溶岩石を配置していきます。
素材配置、ソイルかさ増し
溶岩石を要所に置き、その上からソイルを振りかけます。
盛りたい所まで繰り返します。
横から見ると分かりやすいですが、水槽の奥行きが30㎝程度だと、ソイルのかさ増しをすると急な斜面になりますので、時間を掛けて丁寧にソイルを注ぎます。
成型
正面から見て流木同士が重なって見えないか、盛りたい所までソイルは盛れているか確認します。
よく霧吹きし、レイアウトが崩れないようにソイルを少し固めます。
水草配置
満遍なく霧吹きしてからベースの前景草を置きます。
ニューラージパールグラスの配置完了。
ミスト式
よく霧吹きしラップを巻きます。
水草の乾燥防止に毎日1、2回霧吹きします。
1ヶ月後
1ヶ月経過してニューラージパールグラスが根付いてきたので新たにプレミアム モスを流木にくっ付け、他の水草を植栽しました。
ハイグロフィラ ピンナティフィダ UK
ロターラ・ワリッキー ロングリーフ
2ヶ月後
水を張ってからしばらくたった状態です。
ニューラージパールグラスが水槽全体を覆い尽くし、ソイルの流出を軽減してくれます。
ロターラ・ワリッキー ロングリーフも枝葉を出して水中展開を始めました。
流木にうっすら透明なコケが生えてきましたが、エビを入れ対応していきます。
5ヶ月後
ミスト中にくっ付けたプレミアム モスも育ってきました。
ニューラージパールグラスも数回のトリミングを繰り返し葉が細かく馴染んできます。
以上、このレイアウトは完成です。
水槽データ
ミスト時 温度29℃ 湿度100%
水中時 温度25℃
照明 ソーラーワン 8時間
co2 1秒2滴 8時間
栄養剤 アマゾニアサプリ
液体栄養素 グリーンブライティK 2,3週間に1回 5プッシュ
液体添加液 グリーンゲイン 3滴
まとめ
今回の森の倒木レイアウトでは、制作途中の段階で何度か『意図しない流木が倒れる事があり』その都度リペアに暮れていました。
1度崩れると、他の部分も崩れやすくなり全体が崩壊しかけました。最初の作り込みが重要と認識しました。
水草は増えやすい種類を使用していたので、特に問題はなく感じました。