今回は小型30㎝キューブ水槽で、傾斜角度をつけ、山岳レイアウトをミスト式で作っていきます。
ミスト式なら50度の傾斜角度もつけられます。
本記事で分かること
- レイアウト
- 使用素材・水草
- 水中でキューバパールグラスを育てるコツ
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レイアウトに準備した物
- 低床 ADA アマゾニア ノーマルタイプ8L
- 低床 ADA アマゾニア パウダータイプ少々
- 素材 青龍石
- 素材 龍王石、外部フィルター内にも使用
- 水草 キューバ・パールグラス
- 水草 BIO ヒドロコティレ ミニ
- 水草 プレミアム・モス
- 道具 レンガ、園芸用ネット(ガラス傷防止)、印づけテープ、カミハタ ゼリー状接着剤 、サランラップ
レイアウト
低床
園芸用ネットをひいて、レンガで水槽を傷をつけないように防止しています。
レンガはソイルのかさ増しと、このあとレイアウト用の石を乗せるので土台代わりにしています。
ソイルは前に傾斜をつけて、後ろにいっぱいソイルを盛り、レイアウトの『奥行き』を出しています。
素材配置
レイアウト用の『青龍石』や『木の切り株に見たてた流木』を配置していきます。
水草配置
別の水槽からキューバパールグラスをトリミングしたので、そのまま30㎝キューブ水槽に、『まぶし』ました。
ヒドロコティレ ミニは、キューバパールグラスと一緒にまぶし『自然を演出』しました。
山のふもとに『フレイムモス』を接着剤で貼り付け『林をイメージ』しました。
霧吹きをまんべんなくしてから、ラップを巻きミスト水槽スタートです。
2週間後
水草は全体的に少し増えた印象です。
特に雪崩も気になりません。
引き続き毎日霧吹きをしていきます。
3週間後 注水
キューバパールグラスとヒドロコティレ ミニの根が張ってそうだったので、注水しました。
ソイルで傾斜をつけている水槽は、崩れないように優しく注水してください。
2ヶ月後
水草も広がり水質も安定していたので、熱帯魚の『アフリカンランプアイ』を20匹入れました。
換水は1週間に1回程度です。
液体栄養素はブライティKを2週間に1度、5プッシュしていました。
3ヶ月後
水草は、気泡を出して育ってくれてます。
水質は『KH(炭酸塩硬度)が8』で『GH(総硬度)が5』ぐらい『pH(ペーハー)が6.8』でした。
完成
水中でキューバパールグラスを育てるコツ
- 水草が育つ明るいライト
- CO2添加
- 低床肥料
- 炭酸塩硬度(龍王石や硬度のある石、牡蠣殻を入れる)
- 初期にある程度いっぱい植える(謎のあるある体験です)
- 温度23度〜29度
肌感覚ですが、炭酸塩硬度と初期にある程度いっぱい植えると成功するような感覚です。
1回機嫌が悪くなってしまうと、復帰までに時間が掛かりますので、なるべくキューバパールグラスの『機嫌を損ねない内に育てきる』事が成功の秘訣のように感じます。
水槽データ
ミスト時 温度28℃ 湿度100%
水中時 温度25℃
照明 ソーラーワン 7時間30分
co2 1秒2滴 7時間30分
液体栄養素 グリーンブライティK 2,3週間に1回 5プッシュ
液体添加液 グリーンゲイン 2,3週間に1回 3滴
まとめ
今回は全体的に水質のトラブルもなく完了しました。
やはりメインであるキューバパールグラスを、あらかじめミスト状態で育てておくと、ソイルの雪崩や水草の成長不良をうまく回避出来ているように感じました。