今回は、冬場の水槽に欠かせない外部式フィルター用のヒーターのレビューです。
せっかくキレイにレイアウトされている水槽内は、なるべくいろんな物は入れたくないもの。
インラインヒーターなら水槽内をスッキリすることができます。
本記事で分かること
- インラインヒーターILH-300JP スペック
- インラインヒーターILH-300JP 特徴
- 内容物
- 接続時の注意点
- 使用・説明・接続パーツの組み立て方
- LED表示コード一覧
- 1ヶ月使用した感想 良い点・悪い点
10年前からインラインヒーターHydor Eth200Wを使っていますが、1個調子が悪くなってきたのでNetで調べていると、Quaford インラインヒーター300Wが目につきました。スペックを見て興味をもち試してみました。
インラインヒーター ILH-300JP スペック
定格出力 | 300w |
適用 | 淡水・海水両用 |
適合水槽 | 30〜120㎝ |
電源 | AC 100-110v |
周波数 | 50/60Hz |
最大直径 | 8㎝ |
高さ | 30㎝ |
重量 | 490g |
対応ホース | 12/16mm、16/22mm、20/26mm |
インラインヒーター ILH-300JP特徴
- LEDディスプレイ表示
- 温度センサとマイクロコンピュータ制御によって高精度に温度をコントロール
- ヒーターの設定温度は20~35℃の間で0.5℃刻みで設定可能
- 日本国内の電気用品安全法に従ってPSEマークを表示
*メーカーホームページより参照https://www.quaford.com/%e5%8f%96%e6%89%b1%e5%95%86%e5%93%81/heater
内容物、説明
内容物です。このほかに説明書が1枚入っていました。
本体の上下にパーツを付けて使用します。
この中を水が通り、温めます。
出力は300wあるので、半分の150ℓぐらいは余裕で温められそうですね。
通常300wで200ℓぐらいの水を温められると言われているので、それ以上の水を温める場合は、インラインヒーターを2個使用するかワットの大きいヒーターを使用するほうが無難です。
こちらはヒーター本体の接続パーツで内径12、16、20mmの3種類のホースに接続可能です。
この辺りも親切ですね。
あとはゴムパッキンが7枚入っていました。
*接続パーツの組み立て方法が載っていたので貼っておきます。
接続時の注意点
漏水の心配があるので、『接続パーツを組み立てる時はパッキンを確実に奥まで押し込み、隙間なく』組み立ててください。
接続、通水
スマートなフォルムです。
レイアウトはさておき、水槽内がスッキリします。
温度はデジタルで表示されます。
ヒーターのon、offはランプを確認すればすぐに分かります。
設定温度と水槽内温度はだいたい同じでした。
温度設定は濃緑色のボタンを押していくと『20℃~35℃の間を0.5℃刻み』で進んでいきます。
何やら表示にエラーらしき物が出ていたので説明書で確認しました。
LED表示コード一覧
表示コード | 内容 |
---|---|
E1 | 現在水温が設定温度より1℃以上高い(加熱中止中) |
E2 | 温度プローブ:オープンドレインまたは短絡 |
E3 | ヒューズオープンドレイン:回路基板の不具合 |
E8 | 温度プローブ:異常温度または水がない場合 |
EE | 2種類以上のエラーが同時に発生 |
水槽内が設定温度より1℃以上高くなる時に表示されるみたいです。
『Eー1』表示はよく見かけるかもしれませんね。
*1ヶ月使用した感想良い点・悪い点*
良い点
最大のメリットはメンテが楽。『ホース洗浄と一緒にブラシで洗浄でき、時短効率がとても良い』。
大きめなディスプレイで、温度が一目で分かる。
万が一、水がない状態でも自動ストップが付いているので安心して使用できそうです。
今の所、冬場のヒーティングは大丈夫そうです。
悪い点
悪い点というよりは、創り上しょうがない事だとは思いますが『メーカー推奨は上向き指定』。
まとめ
今回は、Quaford インラインヒーター300Wをレビューしてみました。気になるところは耐久性です。
30㎝キューブ水槽で使用しているHydor Eth200Wは10年使用していますが、今でも活躍してくれています。アナログタイプですが、信頼がおける商品です。
Hydor Eth200Wに代わるヒーターであることを期待します。
Quaford インラインヒーター300Wは、スペック、商品の汎用性が、他メーカーのインラインヒーターよりも上なので、何が良いか悩んでいる方はお試しあれ。