前に作ったレイアウトがカビでやられてしまったので、パルダリウムを作り直しました。
理由は、『未使用の流木の不純物』と『モスを洗わずに使用した』ことで、カビを大発生させてリセットしました。
主に『未使用の流木からカビが発生し、植物に伝染し広がっていった』印象です。
本記事の内容
- パルダリウムのカビが生える理由
- 使用した植物
- パルダリウムレイアウト
- パルダリウム管理時の注意点
新しく制作したパルダリウムの内容を解説させていただいきます。
使用植物
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9070.jpg)
ヤマゴケシート アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9073-2.jpg)
ポイント
ヤマゴケシートの裏側の硬くなった土や、枯れている苔をハサミでカットする。
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0170.jpg)
レパンテス・カロディクティオン
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0172.jpg)
プレミアム・モス
レイアウト
低床
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_8262.jpg)
下に軽石を敷き、上に水苔を使い底床を作りました。
パルダリウム管理時の注意点
霧吹きしていると、ガラス底に水が溜まるので軽石と水苔を分けておくと、水苔がビシャビシャになりにくい。
植物によっては、水を好む物と苦手な物がある為。
溜まった水は定期的に長いスポイトやシリンジ(注射器に似た物)で吸い出すと良い。
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_8263.jpg)
前面は薄め、背面は厚めに山を作るように、水苔を敷いています。
植物配置
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9071.jpg)
水苔の上に、アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)を敷き詰め流木を配置しました。
形を整えて次の工程に移ります。
植物貼り付け
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0171.jpg)
レパンテス・カロディクティオンの根を水苔で巻き
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0173.jpg)
接着剤で流木に貼り付けていきます。
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0176.jpg)
流木の上にプレミアム・モスを置く。
成型
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9078.jpg)
最後に小石や細い枝を使い雰囲気を出して完了です。
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0179.jpg)
不純物をたくさん含んでいる細い枝は、腐るのでずーっとは入れられないですが、写真を撮る時に入れると雰囲気がグッと上がります。
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1864-2.jpg)
3ヶ月後
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1102.jpg)
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1101.jpg)
レパンテス・カロディクティオンの葉も少し大きくなってきました。
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1103.jpg)
プレミアム・モスも流木に馴染み、自然な広がりを見せてくれています。
![](https://ai-39.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1098.jpg)
*細かい枝は、撮影の時だけ付けたしています。
ガラスポット内データ
温度25℃ 湿度80%
照明 隣のガラスポットのマグネットライトGが少しあたっている程度です。
水分 『2、3日に1回』全体にかかる程度の少ない量を霧吹き
まとめ
1度使用した流木を使用しているので、カビの発生が抑えられているのが大きいです。今回は、今の所トラブルはありませんので引き続き熟成に向けて管理していきます。
このレイアウトでは、3ヶ月前と後ではほとんど見た目が変わらないことから、パルダリウムは1度制作すると長く楽しめるのでオススメです。