今回は、1年前に作成したパルダリウムの経過や新しく使用した植物の紹介をしていこうと思います。
個人的なオススメ植物になりますので、ご了承ください。
前回のパルダリウムレイアウト(熱帯雨林編)は⇦こちら
1ヶ月後
ワンポイントでブセファンドラspビブリスとベゴニア パボニナを入れました。
立ち上げ時に入れた植物は、根付き始めたように感じます。
ブセファンドラspビブリス
分類:サトイモ科 ブセファンドラ属
サイズ:5㎝〜
特徴:深緑色で葉縁がギザギザと波立つ。
増やし方:株分け
育てやすさ:★★★★★ 丈夫で育てやすい。
オススメ度:★★★★★ ブセファンドラ系は積極的にレイアウトに入れたい。
ベゴニア パボニナ
分類:ショウカイドウ科 ベゴニア属 根茎性ベゴニア
サイズ:6㎝〜
特徴:葉の表が青色に見える。見る角度で色が変わる。
増やし方:挿し木、葉挿し
育てやすさ:★★★★・ 根は乾燥しない程度の水分量。空中湿度が豊富ならどんどん増える。
オススメ度:★★★★・ 草体の大きさが不揃いだが挿し木が出来ればレイアウトに入れたい。
2ヶ月後
極上ウィローモスを全体に入れました。
ウィローモス専門店の『苔・なっこ』さんがブリードしている極上ウィローモスをInstagramで紹介して頂きました。
極上ウィローモス
分類:ハイゴケ科 ヴェシクラリア属
サイズ:1mm〜(最小サイズ)
特徴:ライトグリーンの超細かい葉
増やし方:枝分かれ
育てやすさ:★★★★★ 丈夫で育てやすい。
オススメ度:★★★★★ こまめにトリミングすると細かい葉がキレイ。
プレミアムモスよりもさらに小さく細かいモスです。
モスの中では珍しく光源から近くても、白化や黄色く枯れにくい丈夫な特性があるようです。
5ヶ月後
モス類や古い葉などは定期的にトリミングしていきます。
セラギネラは担根体(たんこんたい)と言う器官から根を2本出すのですが、すごい数の担根体と根を出し葉を増やしています。
光源に近いところのモスが黄色くなっていたので、極上ウィローモスやプレミアム モスでリペアしました。
どんな角度でも噴射できるロングノズルの霧吹きが便利です。
10ヶ月後
苔むした印象になってきました。
珍しい種類のセラギネラspバタンと他で育てていたベゴニア ルゾネンシスを入れました。
ベゴニア ルゾネンシスはあまり大きくならず小型パルダリウムで使いやすいです。
セラギネラspバタン
分類:イワヒバ科 イワヒバ属
サイズ:5㎝〜
特徴:葉が蛇の様。先端が枝分かれしカールする。
増やし方:株分け
育てやすさ:★★★★・ 空中湿度があれば容易に育つ。
オススメ度:★★★・・好き好みが分かれる草体。流通量がほとんどない。
ベゴニア ルゾネンシス
分類:ショウカイドウ科 ベゴニア属 根茎性ベゴニア
サイズ:3㎝〜
特徴:模様がキレイな小型のベゴニア。
増やし方:挿し木、葉挿し
育てやすさ:★★・・・ 根は乾燥しない程度の水分量。空中湿度が必要。
オススメ度:★★★★★ 販売していれば積極的にレイアウトに入れたい。
11ヶ月後
ペペロミア エマジネラは、何処に置いても決まる名脇役な印象です。
葉が光源に近いものも、黄色く枯れない様子。
ペペロミア エマジネラ
分類:コショウ科
サイズ:5mm〜
特徴:細かくてやわらかな葉がつる状に伸びる小型のペペロミア。
増やし方:株分け
育てやすさ:★★★★★ 丈夫で育てやすい。
オススメ度:★★★★★ 積極的にレイアウトに入れたい。
12ヶ月後
ブセファンドラの根は長い物で20㎝以上になっており、植物の生命力を感じるところです。
他の植物も全体的に育っているようです。
好きな形に加工ができる造形材です。
水槽内データ
温度 26度 湿度80%
照明 dooa マグネットライトG 6段階調光うち、下から2番目を8時間点灯
水分 『2日に1回』光源に近い植物から垂れるように少ない量を霧吹き
まとめ
一年間を振り返ってミニパルダリウムを見てきましたが、光源に近いモスの『白化』や『黄化』以外は、特に目立ったトラブルもなく順調でした。
今回新しく入れた植物のうちADAから『ベゴニア パボニナ』や『ペペロミア エマルギネラ』の名前でたくさん販売されている物もあるので、積極的にレイアウトに入れてみてはいかかがしょうか。
モス類なら極上モスやプレミアムモスが使いやすかったです。
1度レイアウトをすれば長く付き合えるので、ミニパルダリウムも良いですね。